1952-07-07 第13回国会 参議院 本会議 第64号
即ち「ヒツトラー、ムツソリーニ、東條の軍国主義的国家主義は除かれたが、現在、似非哲学、僞科学で粉飾されたナチにも劣らぬ赤色インペリアリズムが世界制覇の野望を現わしている」と述べ、「この国際ギヤングを食いとめるため、朝鮮動乱においてアメリカはどの程度に国連に忠実であつたかを示した」と、恥知らずにも述べているのであります。
即ち「ヒツトラー、ムツソリーニ、東條の軍国主義的国家主義は除かれたが、現在、似非哲学、僞科学で粉飾されたナチにも劣らぬ赤色インペリアリズムが世界制覇の野望を現わしている」と述べ、「この国際ギヤングを食いとめるため、朝鮮動乱においてアメリカはどの程度に国連に忠実であつたかを示した」と、恥知らずにも述べているのであります。
ヒトラー、ムッソリーニ、東條の、軍国主義的極端な国家主義的禍害は取り除かれたが、似而非哲学、偽科学によつて粉飾されたところの、権力主義と独裁主義とその結果である人間の奴隷化においてナチズムやフアシズムに勝るとも劣らない赤色インペリアリズムは、その発祥の領域を越えて、世界制覇の野望を露骨にあらわし始めた。世界人類社会の危険が、これより重大深刻であつた時代は過去において存在しなかつたのである。」
ヒトラー、ムソリーニ、東條の軍国主義的、極端な国家主義的禍害は取除かれたが、似面非哲学、偽科学によつて粉飾されたところの権力主義と独裁主義と、その結果である人間の奴隷化において、フアシズムやフアシズムにまさるとも劣らない赤色インペリアリズムは、その発祥の領域を越えて世界制覇の野望を露骨に現わし始めた。世界人類社会の危機がこれより重大深刻であつた時代は過去において存在しなかつたのである。」